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CERNでの食事
CERNの2ヶ所サイトには、それぞれにカフェテリアがあります。 Meyrin の方には Cafe No.1 と No.2 があり、Prevessin には No.3があります。 われわれのオフィスは Meyrin 側にあり、実験エリアは Prevessin 側にありました。 だいたい、朝食は No.1 でパンとコーヒー、昼食は No.2 か No.3 に行き、夕食は自炊をするというパターンです。 No.1 をあまり好んでいなかった理由は、同じ様な味付けが多くあきてしまうというものです。 No.3 では地元の人が普段食べているんだろうなぁというものが多く、またなによりもフランスは物価が安いというのが大きな魅力でした。 メインの料理を二つか三つの中から一つ選んであとは付け合わせを選ぶのですが、その付け合わせをたくさんのっけてくれます。 付け合わせは、ジャガイモ(フライ、小さいものを丸のままゆでたもの、マッシュ)、人参を茹でたもの、ほうれん草を形が崩れるまで煮たもの、クスクスなどでした。 おばさんが盛ってくれるときに、漫然の笑みをたたえて「ボナペチィ」と言ってくれます。 CERNには Foyer/Hostel と呼ばれる、CERN が経営しているホテルがあって我々はそこに泊まっていました。 ホテルにはいくつかグレードがあって、高いものの方にはキッチンがついています。 そのキッチンは誰でも使えるわけではなく、宿泊者のキーがないと入れません。 学生は安いホテルにしか泊まっていないので、ボスが滞在しているときや、他のNA44実験グループの人がそのホテルに泊まっている時にそこのキッチンで自炊をしていました。 広島の人達とよく自炊していたのは Nu Xu という中国人で、彼と一緒に料理をしていました。 良く作ってたのは、パスタ, 肉と野菜を炒めた物, スープで、単につくるのが簡単だからという理由です。 1回か2回ぐらいダックパーティーと称し、ダックをゆでて、そのスープとほうれん草を付け合わせにして10人位で食事をしたこともありました。 そうそう、われわれの食事で重要なものは醤油と豆蕃醤で、この二つの組み合せで大概の味付けをしていました。 醤油も豆蕃醤もちゃんとスーパーで売ってます。 たまには、ジュネーブ市街に出かけて行ってレストランに行くこともありましたが、まれな方です。 ジュネーブは観光地なのでほとんどの店で英語が通じますが、通じなくても「シルヴプレ」と「ラディシオン・シルヴプレ」だけでも何とかなったりします。 ジュネーブでのレストランというと、フォンデューか、イタリアンか、シノワ(チャイニーズ)に行っていました。 イタリアンといってもかしこまった店では無く、イタリア系の人があつまってくるような気軽な店で、量が多いのが特徴です。 コルナヴァン駅の北側の高架の近くにあるイタリアン・レストランがわりとお気に入りの場所で、看板にはピッツァーリア,トラットーリア,レストランテと書いてある店です。 よくグルメガイドみたいな本には、その3つは別のものであると書いてあったりしますが。 フランス側にもレストランは多くありました。 といっても、日本人が思うようなフランス料理などではなく、各村々にあるホテルのレストランです。 たまに行ってたのは、ビュフェ形式のものかステーキ・ハウスでした。 フランスでもCERNが近くにあるせいか、英語が通じました。 もっとも、フランス語で話した方が向こうの機嫌がよくなるようですが。 実験のデータを取っているときはシフトと呼ばれる交代制で 3交代で24時間誰かがカウンティングルームにいました。 昼間なら一人ずつ No.3 に食事に行けばいいのですが、夜中はそうはいきません。 それで、みんなおのおの食事になるようなものを持ってきていました。 多かったのは、パンとチーズとハムの組み合わせ、それと水です。 フランスのパンは本当においしく、とくにバゲットは最高です。 日本で売っている大手のメーカーの物などは全く話になりません。 ハムとチーズも安いし、豊かな(贅沢ではない)生活を満喫出来ます。 日本ほど生水がよくないのと硬質なのでミネラル・ウォーターを買っていました。 向こうでは、ガス入りと普通の水とが半々の割合で売っていて、我々はガス入りの方を好んでいました。 Copyright(C)1998-, Masashi Kaneta, All rights reserved. |