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Shiftについて
CERNには実験の準備やデータの収集に参加するためやコラボレーション・ミーティングなどで4回ほど行っています。 加速器は一度動かし始めると決められた期間ずーっと運転し続けます。 これは、加速器に使われている超伝導マグネットを冷却するのに時間がかかり、いったん加速器を止めるとまた再起動するまでに時間がかかる等の理由のようです。 したがって加速器を使った実験というものは、基本的に24時間データ収集をすることになります。 CERN/SPS加速器の場合 1994〜96 にかけては、春と秋に2〜3週間陽子ビーム、秋から冬にかけて6〜8週間重イオンビームを加速していました。 各ビームタイム(ビームがでる期間)の初めには実験装置の調整などで時間を使いますが、すべてのセットアップが終わるとあとは、グループで決定した計画に従ってデータ収集を行います。 このデータ収集は3交代制で24時間行います。 データ収集を行うことを shift と呼んでいました。 1 shift では、 2〜3 人でデータ収集プログラムの操作や、データの質の監視などを行います。
時間だけ見ると楽なのは night shift の様ですが、感覚的に一番楽なのは evening shift でした。
実験エリアはオフィスとは別の所にありますが、データ収集をする部屋は実験装置が置いてある所からは離れた所にあります。 理由は簡単で、実験装置を置いてあるあたりは放射線レベルが非常に高く危険だからです。 データ収集をするための部屋を Counting room と呼んでいます。 5 o'clock meeting というのは、それまでの24時間 3 shift で起こったことを全員に報告するというものです。 その報告を聞くために、この時間になると CERN に来ているメンバーはほぼ全員カウンティングルームにあつまります。 単に起きたことを報告するだけではなく、これから取っていくデータをどうするか何か問題はないか等を話し合うので、少なくとも 30分、長ければ 1時間位はミーティングをしていました。 なお、カウンティングルームなどの写真は別の所にあります。 Copyright(C)1998-, Masashi Kaneta, All rights reserved. |